https://docs.google.com/drawings/d/18tSo4tqlXlvVMRYdrDO2izw4d_wUO-Jpnw55Y0e60ts/edit

チケット管理チケット

 チケットを分類するためのチケット。すべての下位チケットがクローズすることで自分自身をクローズする。
チケットカテゴリ 概要
業務チケット
業務フローごとに発行するチケット。子チケットに以下のチケットを持つ。
  • 業務フロー作成チケット
  • 画面遷移図作成チケット
  • ひとつ以上の画面チケット
画面チケット 画面ごとに発行するチケット。子チケットにひとつ以上の機能実装チケットを持つ。すべての子チケットがクローズすることで自分もクローズする。
 

業務(チケット)の粒度

業務フローに分岐が発生しないように心がける。
具体的には、業務名を具体的な行動が一つになるまでブレイクダウンする。
たとえば、商品管理業務は「商品登録業務」「商品編集業務」「商品削除業務」にブレイクダウンする。
 

作業チケット

具体的な作業が明記されたチケット。
チケットカテゴリ 概要
業務フロー作成チケット このチケットの発行により、アプリケーションの業務内容が決定する。同時に画面遷移図作成チケットも自動的に行う。
ざっくり「登録系」「編集系」「削除系」「表示系」に分類すると、まず登録系と表示系のチケットを消化して次のステップニス進むこともある。
画面遷移図作成チケット 業務フローに基づき画面遷移図を作成するチケット。
複数の業務が途中まで同じ導線になることがあるが、作業が後発となるチケットでは先行の導線の分岐箇所からの作成となる。
機能実装チケット
画面の機能を実装するチケット。
プログラムコードのバージョン管理と紐付く。
 

機能実装チケットの粒度

ざっくり、「画面を作る(HTML)」「プログラムを書く(PHP)」となる。
「プログラムを書く」についてはユニットテスト単位にチケットを発行する。わかりやすく言えば、処理を箇条書きにしてそれぞれをチケットとして発行する。

以上が、設計フェーズでのチケット発行。
製造フェーズ(プログラムの作成中)に、機能名称を伴うルーチンへの細分化できることに気がついたらそれを下位チケットとして発行する。このチケットがクローズするまで上位チケットはクローズしない。
機能実装チケットは最も混沌となりやすいが、数が増えれば類型も見えてくるはずなのでがんばる!

チケット階層サンプル

直近の作業「サイト利用登録で利用チームが所有するホームページのURL入力欄を追加する」機能追加で発行したチケットをサンプルとします。
サイト利用登録業務チケットにはすでに画面遷移図による画面チケットが登録済みです。
0000341チケットはデータストレージに「利用チームが所有するホームページのURL」の領域を確保するために発行したチケットです。
「サイト利用登録用紙」は「サイト利用情報テーブル」と置き換えることができますが、現在別途ドキュメントにシステム用語を使わない試行を実施しているところなのでこのような表現になっています。
今回の機能追加は遷移するすべての画面に影響することが明白なので、各画面に対する影響内容を吟味し各画面配下にチケットを発行しました。便宜上「サイト利用登録情報入力画面」チケットだけに絞って記載します。
https://docs.google.com/drawings/d/1cyKyzgr-wJ8BHFmus5iUPkTu2QAxXMl_tCsYTT0nAGQ/edit

サイト利用登録情報入力画面チケット

0000248チケットが当案件で追加したチケットです。その他の子チケットは0000248チケット実装後に見つかった修正案件です。
 

サイト利用登録情報入力画面にチーム所有ホームページURL入力欄を追加するチケット

すべての子チケットは、当チケットを実現するために必要であろうと事前に実装前に発行したチケットです。
0000304チケットは、その時点でサイト利用登録用紙にチーム所有ホームページURL入力欄を実装していたか記憶があいまいであったため発行したチケットです。すなわち気になることはすべてチケットとして発行します。(このチケットは調査対象リソースと調査結果をコメントに記載してこのチケットはクローズしました。)
0000333チケットは、0000304チケットで調査した結果、実装されていないことがわかったので、実装することを促すために発行したチケットです。しかしこのチケットは画面固有の機能についてではなく、業務全体の機能として実現されるべき機能であると判断できたので二つ上位のサイト利用登録業務の子チケットとして記載し、0000333チケットは解決状況を「二重登録」としてクローズしまた。このように、よほど頓珍漢なことを記載しない限りチケットは削除しません。今思えば親子チェーンの変更でよかったと思います。さらには0000304チケットもサイト利用登録業務の子チケットにするべきでしょう。これらについては、クローズ後のチケット更新に抵抗があったので放置することにしました。
 
 
2014/12/15 20:00